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今思うこと まとめ [日常]

しいちゃんの事を書こうと思ったのは、この絵本を読んだからです。

ある犬のおはなし.png

私がこの絵本と出合ったのは、しいちゃんの命日を過ぎた頃、丁度父から昔話を聞いた後でした。


仔犬は可愛いです。
あどけない表情とたどたどしい足取り、まるでぬいぐるみの様。

ペットショップで見かけるのはそんな仔犬ばかり。
大きくなった犬は値段を下げられ、それでも貰い手がつかない場合はどうなるのか、想像したことはありますか。

うるうるした瞳で見つめられ、抱っこすると安心した様子を見ると、飼いたくならない理由はありません。
家に迎え、始めは可愛くて仕方ない仔犬も、すぐに成長し大きくなります。

当たり前ですが、ぬいぐるみではなく生き物なので、思い通りにならない事もあります。
人間の子供もそうですよね。願い通りに育たない事もあります。

Chaiの様に持病があったり、疾患から問題行動を起こすかもしれない。
10年、15年経つ内に、家の状況も変わるかもしれない。
ペットより人間の生活を第一に考えなければならない時も来るかもしれない。

それでも一度飼うと決めた犬には、飼い主だけが頼りなのです。


躾が上手く出来なかったら、しつけ教室や専門家の手助けを求めればよい。
止むを得ない状況で手放さなければならない時は、他の飼い主を探すという選択肢もある。

ひとりで悩まずに、周りの人にも相談してみて欲しいと思います。

飼い主が犬に求める事は、人それぞれ違うかもしれません。
でも犬が飼い主に一番求める事は、安心できる存在の様な気がします。

タグ: 保護犬

今思うこと③ [日常]

しいちゃんの話の続き

黒柴と豆柴のミックスと思われ、標準サイズの柴犬より小さめでした。
それでも中型犬。食事の介助をした時に、食べる勢いの強や歯や口の大きさが、さすがにChaiとは違うと改めて感じました。

昔ながらの雑種の室外犬は身体が強い様に思いますが、しいちゃんも例外ではなく、
10歳位で関節が悪くなるまでは病気一つしない、健康なコでした。

しかし13歳位でChaiと初めて対面した時のしいちゃんの反応は鈍く、近づけたら一度臭いを嗅いだだけで興味なし‥!?
若い頃は他の犬を前にして遊びに誘ったり、よく嗅いだりしていたのに、大分年を取ったと感じました。

少し違和感を覚えたものの私は離れて暮らしていたし、その頃はもう散歩もあまり出来ないと聞いていたので、そんなものなのかなと思ったのですが、この頃から徐々に認知症が進んでいったのだと思います。

当時犬の認知症についての知識はなく、ご飯が食べられなくなったり、白内障や歯周病、皮膚炎等の症状で通院はしたものの、高齢だから仕方がないねと話していました。
ご飯や水の場所が分からなくなったのも、見えていないからだと言われれば疑問に思わず、
狭い所に入り込んでは出られなくなり、鳴く度に助けに行ったと聞きました。

そういった症状が認知症にも当てはまると知ったのは、しいちゃんが亡くなった後でした。
Chaiがてんかん発作を起こし、ネットで調べていた時に見つけたのですが、「高齢だからとあきらめずに」という言葉にはっとしました。
もっと早く知っていればと思う気持ちも否めません。

今更の話ですが、もう少し頻繁にしいちゃんとChaiを会わせれば、刺激にもなり病気の進行を遅らせる事も出来たのかもしれません。
(そしてChaiの社会化にも繋がったのかもしれません。)
またサプリをあげたり、もう少し積極的に向き合う事も出来たのかもしれません。

しいちゃんは室外、Chaiは室内飼育だったので、Chaiを実家に連れて行くとしいちゃんが室内を覗いたりする事もあり、
新しい犬が家の中に居ると焼きもちをやいたり、疎外感を持ったりするかもしれないと思い、あまり会う機会も増えませんでした。

認知症の知識があったとしても行動が出来たかは分かりませんが、少なくとも選択肢は増えたと思います。

やはり後になって気付く事や「~すれば良かった」と思う事はあり、その分Chaiに対する思い入れも強いのかもしれません。

しいちゃんの事が大好きでも、私が一緒に過ごした時間は短く、最期をみとる事も出来なかったので、
与える事よりも貰う事の方がはるかに多くありました。

それだけではなく、しいちゃんとの思い出はまた新たな私と犬の関係を作りだしてくれています。
人間と比べると犬の命は短いけれど、その強い輝きは変わりません。

実家に行くと、いつも庭でへそ天をしながら日向で寝ていたしいちゃん。
虹の橋の向こうでも同じ格好で寝ているのかもしれません。
家族になってくれて本当にありがとう。

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